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ストレスが記憶する力を妨げる??

「長期記憶」というものは、年齢と関係ないという説が有効なのです。
また、年齢に関係なく、記憶力を衰えさせる原因の大きな要因と考えられているのが、「ストレス」です。

この「ストレス」により分泌される「コルチゾール」は、生命維持に不可欠なホルモンです。その本来の働きは、糖代謝をはじめとする様々な代謝(タンパク・脂質・電解質・骨)や炎症を抑制、免疫機構にも関与しています。しかし、別名、「ストレスホルモン」と呼ばれる、このホルモンは不安や怒りなどのストレスを感じると副腎から放出されます。
ストレスへの反応はとても敏感で、過度なストレスを受けると過剰に分泌されそれにより、暴飲暴食になったり、常にイライラしたりします。
また、脳の中でも記憶をつかさどる「海馬」を委縮させることが最近の研究で分かり、記憶にも影響を与えるということが分かってきました。

コルチゾールを減らす方法

このコルチゾールを減らすのが、「ストレス太り」や記憶力低下につながるなら、やれることはやってみたいですよね。
そこで、今回はいくつかご紹介したいと思います。

運動をする

運動をすることで、コルチゾールが燃焼するので、このコルチゾールのレベルを下げることが出来ます。
また、コルチゾールを燃焼すると同時に、脳下垂体から「エルドルフィン」という幸せを感じる効果を持つ脳内伝達物質が放出されます。

質の高い睡眠を十分に摂る

睡眠には、ストレスを抑制し、健康を増進する効果があります。
質の良い睡眠をとれるように、寝る前(6時間前から)のカフェインや寝る前のアルコール、煙草も控える方が良いようです。
アルコールもカフェイン同様に刺激物ですから、寝る前の摂取は控えた方が深い眠りを得られるようです。

セラピーやカウンセリングを受けてみる

心理セラピーが良いとは分かっていても、なかなか動けないものですよね。
でも、ストレス管理の1つとしてアメリカではより多くの人が日本よりももっと気軽に受けています。
専門家から、一人ひとりにあったアドバイスを受けることも非常に効果的なのです。

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